あがったりさがったり。

かわぐちこうたの日常思ったことをテキトーに書きます。質は問いません。笑

半端もん

本日2通目の記事です。

またまた嫌になった自分の話。

 

ぼくは定期的に献血をしに行っています。

献血センターの前に掲げられたボード。ほとんどの確率でO型400mlの欄の「不足しています」という掲示。それはいつも助けを乞うようにぼくの目に飛び込んで来ます。

別にここに書いているからといって、"きり"がいい数字というわけでもなく、12回と表示されたカードを差し出して、13回目の血液採取を行っていただけでした。

 

以前、どうして献血にそんなにいくのか聞かれたことがあります。

その時は、血を抜かれる感覚がすきとかよく分からないことを言ってごまかした記憶があります。

献血が終わって帰路に着いた時に、そんなことを思い出していました。

どうしてだろう。純粋に、人を助けるのに役立つ「であろう」行為をしたことに、喜びのようなものを感じているせいでしょうか。

 

ぼくは、比較的ボランティア活動に積極的に取り組んで来たとすこしばかり思っています。

そして、その半分くらいは、ある友人に声をかけられて顔を出したものです。

その友人は、彼自身のことを「偽善者」と言いながら、昼夜を問わず継続的に色んなボランティアをしています。ひるは高校生の学習支援、よるは夜回り、環境保全や労働関係...。そんな他者に尽くしまくる彼を心の底から尊敬するわけです。

 

ぼくは、最近、少々ブラックなけがあるバイトがたてつづき、そう言った活動をおろそかにしてしまっています。あるいは自分の勉強を理由に。

はあとため息が出てしまいます。自分の環境から抜け出せなくて、人のためになることをほとんどできていないことに。

 

献血に行く理由は、献血センターに置いてあるパンを頂くためなのか。ジュースをもらえるからなのか。はたまたゆったりしたテレビの前に置いてある座り心地のいい椅子に座りたいのか。それだけなのか。

 

人を助けたいと思うこころ。それがあまりにも中途半端なのです。献血だけじゃなく他のボランティアをしている時にも、「ひとを心の底から助けたいと思って活動してる友人」との比較で劣等感みたいなものをなんども感じたものです。

 

そう、中途半端なのです。ぼくは。